サッカー日本代表、中村敬斗選手「W杯出場、小さいころからの夢」 我孫子市民栄誉章を受章

我孫子市民文化スポーツ栄誉章を受章した中村敬斗選手=我孫子市

 我孫子市出身で、サッカー日本代表やヨーロッパで活躍する中村敬斗選手(24)に、7月1日、同市から市民文化スポーツ栄誉章が贈られた。
 中村選手は、ガンバ大阪に入団するまでの17年間を我孫子で過ごし、小学時代には地元の高野山SSSにも所属。2019年にヨーロッパへ渡り、23年からフランスでプレー。W杯アジア予選では10試合に出場し、活躍した。
 市制施行55周年記念式典で栄誉章を贈られ、中村選手は「来年はW杯。小さいころからの夢だったW杯出場をかなえるため、まずはメンバーに選ばれるよう頑張りたい」と誓った。
 式典後の取材では、小学時代について「ずっと1対1やシュート練習をしていた。サッカーを好きにしてくれたのは、ここなのかな」と振り返った。そして子どもたちへ「夢を持って、大好きなことに突き進んで欲しい」とエールを送った。
 栄誉章は、お笑い芸人「ナイツ」の塙宣之さん(47)も受章。塙さんは「我孫子の良さをアピールするには、SNSで若い人を取り込むことも大事。中村君と我孫子は同じ。ネットを揺らすことを目標に頑張りたい」と笑いの中に、中村選手への励ましを込めた。

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