勝ち切るラグビーで「1部目指す」 グリーンロケッツ東葛、我孫子市役所で今季報告

 ラグビー・リーグワン2部のNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)が、6月12日、練習拠点がある我孫子市の市役所を訪れ、24―25シーズンを3位で終わったことを報告した。太田治GMは「来季は1部を目指し、2部でしっかりと勝つことが重要。2部優勝を目指す」と誓った。
 GR東葛は今季、10勝4敗で勝点は49。1位の52、2位の51にわずかに届かず、1部との入れ替え戦への出場もかなわなかった。太田GMは星野順一郎市長に「上位チームの実力は同じくらいだったが、勝負どころで勝ち切ることができなかった」とあいさつ。プレーの精度やゲームコントロールに課題があったといい、来季について「勝ち切ることができるラグビーを目指す」と話した。新ヘッドコーチを迎える予定で、新体制の発表は7月ごろになるという。
 この日は、大学4年生が卒業前からプレーできる「アーリーエントリー」で1月に加入した、PR亀山昇太郎選手(22)とFL内川朝陽選手(23)も同行。それぞれの注目ポイントについて、亀山選手は「スクラムの最前線で体を張るポジションなので、3番という背番号をぜひ目で追ってください」、内川選手は「泥臭く、人よりよく動くハードワークの部分をみてもらえたら」と話していた。

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