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市民の防犯対策を後押ししようと、野田市は防犯カメラやセンサーライトなど住宅用防犯グッズ購入の助成制度を新たに設ける、と、6月5日、発表した。9日開会の市議会に、助成費1000万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。
市市民生活課によると、助成の対象となるのは、防犯カメラ、録画機能付きドアホン、センサーライト、防犯ガラスなど住宅に取り付ける防犯グッズ10品目。購入費の半額(上限2万円)を助成する。500件の申請を見込む。
同市の刑法犯の認知件数は、2021年には872件まで減ったが、その後は一転、増加に転じ、昨年は1296件と、3年で1.5倍となっている。自転車盗が多いが、昨年は闇バイトに関連する住宅侵入・窃盗事件も発生し、市民から防犯対策を求める声が聞かれるようになっていた。
市議会での補正予算案成立後、7月1日から助成の受付を始める。