ジャパンカップ優勝 藤野柊斗選手、自己新で スポーツクライミング

 スポーツクライミングの国内ビッグタイトル、スピードジャパンカップ2025が2月16日に佐賀県であり、松戸市の藤野柊斗選手(東洋大)が初優勝した。自己新記録の5秒18で、15メートルの壁を登り切った。
 昨シーズンは記録が伸び悩んだが、冬のオフシーズンに筋トレや食生活改善に取り組み、体を改造。ジャパンカップでは「動きのきれがよく、体の底から熱くなる感覚」に包まれた。決勝では日本記録保持者を破り、雄たけびをあげた。
 子どものころは木登りが好きで、親から「スポーツクライミングをしたら」と誘われ、近くのクライミングジム「カルチェロッシュ」に通うように。「努力した分、タイムに出る」と熱中した。この先の目標は「2028年のロス五輪」。4月4日に市役所を訪れた際には、本郷谷健次市長からも「次の五輪を目指し、頑張って」とエールを贈られていた。

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