柏出身 隆の勝関 九州場所での敢闘賞を市長に報告

 2024年11月の大相撲九州場所で11勝の好成績を収め、自身4度目の敢闘賞に輝いた柏市出身の隆の勝関(常盤山部屋)が昨年12月19日、市役所を訪れ、太田和美市長に受賞を報告した。
 隆の勝関は、小学3年生から柏相撲少年団で相撲を始め、わんぱく相撲全国大会に出場。中学卒業後に角界入りし、10年春場所に初土俵を踏んだ。
 東前頭六枚目で挑んだ昨年の九州場所では、柏市ゆかりで大関の琴櫻関や豊昇龍関と優勝争いを演じ、惜しくも優勝は逃したが、敢闘賞を受賞した。
 優勝した琴櫻関とは同じ相撲少年団で相撲の基礎を学んだ仲。「琴櫻関は、同じクラブで練習してきた後輩。負けたくないし、負けられないという思いで戦った」と隆の勝関。九州場所では琴櫻関に土をつけられたが、「最後、千秋楽で勝つことができて、いい流れができている。この流れを止めないように優勝を狙って稽古に励みたい」と、次を見据えて力強く抱負を語った。
 太田市長は「活躍が誇らしい。隆の勝関は特別な存在。優勝パレードはお約束します」と目を細めた。
※初場所は、東の前頭筆頭で奮闘中。千秋楽は26日。ガンバレ隆の勝!  

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