
第35回全国「みどりの愛護」のつどいが6月1日、和歌山県で開催され、松戸市の東松戸ゆいの花公園利用促進協議会と松戸ハーブボランティアの2団体が功労者国土交通大臣表彰を受賞した。
同表彰は花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間の団体に対し、その功績をたたえ表彰するもの。受賞した2団体の代表が6月21日、松戸市役所を訪れ本郷谷健次市長に報告した。
今回は全国97団体が選ばれ、その代表として壇上で感謝状を受け取った東松戸ゆいの花公園利用促進協議会会長の湯浅隆雄さんは「公園は憩いの場として町会でも喜ばれている。地道に活動してきた事が認められて嬉しい」と笑顔で話し、松戸ハーブボランティア代表の林みよ子さんは「専業主婦を中心としたボランティアで20年前に発足し、以来、暮らしに役立つ100種類以上のハーブを維持管理してきた。これからは若い人たちにも繋げていきたい」と意気込みを語った。
本郷谷市長は「長年の活動があってのこと。東京から近い所に緑を維持していく事は大事。これからも緑を広げてほしい」とこれまでの取り組みをたたえ、激励した。両団体共に「ぜひ一度見学に来てほしい」と、市民に活動への参加を呼び掛けている。
来年度は、松戸市で「みどりの愛護」の全国大会が開催される。千葉県では柏市以来9年ぶり。湯浅さんは「より多くの方に知ってもらえるようにPRしたい」と楽しみにしている。