GR東葛、2位で順位決定戦へ ラグビー・リーグワン2部

 ラグビー・NTTリーグワン2部のNECグリーンロケッツ東葛は、6チームによるリーグ戦(2回戦制)の全日程を8勝2敗、勝ち点37の2位で終えた。このあとリーグ戦の上位3チームが総当たりで優勝を争い、1部との入れ替え戦に挑むことになる。
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 GR東葛は第9節の3月24日、本拠地の柏の葉公園総合競技場(柏市)で豊田自動織機シャトルズ愛知と対戦。第2節の前回対戦では、22―3と19点差をつけながら逆転負けを喫した相手に42―26で雪辱した。
 5―7と2点ビハインドで迎えた前半11分、GR東葛にビッグプレーが生まれた。SHニック・フィップスがS愛知の司令塔フレディー・バーンズのキックに猛然とチャージし、ボールを奪って自ら逆転トライ。相手に傾きかけていた流れを引き戻した。
 27―21で折り返した後半4分にCTBクリスチャン・ラウイ、同9分にはWTB尾又寛汰がこの試合2つ目のトライを決めてリードを広げた。この勝利でレギュラーシーズンの2位以内が確定。順位決定戦の1試合をホームで戦えるアドバンテージを得た。
 この日の来場者は8682人を数え、2部の史上最多動員数を更新した。
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 GR東葛は3月30日のレギュラーシーズン最終戦で、8勝1敗で並んでいた浦安D―Rocksと対戦。28―31で敗れ、2位で順位決定戦に進むことになった。4月28日に3位のS愛知(柏の葉公園総合競技場)、5月6日に1位通過の浦安DR(宮城県・セイホクパーク石巻)と対戦。最終成績で入れ替え戦の対戦相手が決まるため、負けられない戦いとなる。
 入れ替え戦には1部の10~12位、2部の1~3位の6チームが出場し、ホーム・アンド・アウェーで争われる。1部復帰をめざすGR東葛の第1戦は、5月18日に柏の葉公園総合競技場で行われる。

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