ENEOS、今季2冠達成 引退の宮崎、最後まで笑顔でプレー

笑顔でコートに立つ宮崎=柏市

 女子バスケットボールのENEOSサンフラワーズは、2月15日、ユナイテッドカップで優勝、1月の皇后杯優勝とあわせ、今季は2冠を達成した。リーグ戦は5位と厳しい結果だったが、今季で引退する主将の宮崎早織は「ENEOSはもっといいチームになる。そのポテンシャルがある」と後輩にエールを送った。
 リーグ最終戦は2月8日、ホームの柏市中央体育館で開催された。対戦相手は富士通レッドウェーブ。 ENEOSで12年間プレーし、司令塔としてチームを引っ張ってきた宮崎のリーグ最終戦。第1クオーター(Q)は、宮崎のノールックパスを受けた星杏璃が3ポイントシュートを決めるなど、28―17とリード。第3Qで一時同点に追いつかれたが、第4Qでは最後に宮崎がフリースローを決め、85―75でリーグ戦を終えた。
 ENEOSはリーグ優勝23回の強豪。近年は選手の移籍が活発になり、各チームの戦力が拮抗、直近2シーズンは無冠だった。今季も勝てない時期があったが、「みんなで苦しみ、何度もミーティングをし、それでも前に向かって戦ってきた」と宮崎。そして1月11日、皇后杯で優勝杯を手にした。
 リーグ戦ではファイナル進出こそ逃したが、最後は5連勝。2月13~15日のユナイテッドカップも準々決勝、準決勝と接戦を制し、決勝では宮崎が16得点12アシストと活躍、デンソーアイリスを69―62で下した。試合後、宮崎は「小さいころの夢が、 ENEOSのユニホームを着て試合に出ること。その夢がかない、最後にみんなと2冠達成ができ、幸せ」と振り返った。
 そしてファンには、柏の最終戦でこんな言葉も贈り感謝していた。「皆さんの背中を押せる存在でありたいと思ってきたが、常に背中を押し続けてくれたのは、ファンの皆さんだった。そのおかげで、ヘッドダウンしそうな時も前に進むことができた」。笑顔でコートを去っていった。

タイトルとURLをコピーしました