8月に開かれた第61回全国高等学校定時制通信制陸上競技大会の男子円盤投げで、野田鎌田学園2年の成田利央飛さんが、35㍍22の記録で優勝した。

成田さんは、同学園で調理技術を学びながら、通信制のあずさ第一高校でも勉学に励む。全国大会には昨年も参加したが、2度のファールで記録がつかず、今大会でのリベンジを誓った。
回転のブレを少なくし、飛距離を伸ばすため、体幹トレーニングを含めた基礎練習に取り組んだ。週3回の練習で実力をつけてきたが、大会直前、大きなトラブルに襲われた。
左足ハムストリングの肉離れ。
思うような調整はできないまま、大会に臨んだ。それでも「思いっきりやるしかない」と奮起。予選を勝ち抜き、決勝の3回目の投てきで、満足のいく記録が出て栄冠をつかんだ。
大会では緊張や心配が頭をよぎった。メンタルコントロールが苦手だったが、今大会では「楽しもう」という気持ちで臨み、結果を出すことができた。
中学2年から陸上競技の円盤投げをしていた成田さん。同学園の長沼愛紗先生と共に、高校生の円盤の重さに慣れる練習をし、実力をつけた。
来年、連覇はもちろんだが、大会新記録で優勝したいと燃える。「まずはケガをしない体づくりを頑張ります」と次の目標に向かった。

