
15㍍の壁を一気に登り切る、スポーツクライミングのスピード競技。この競技で活躍する松戸市の藤野柊斗選手(東洋大3年)と姉帶杏美選手(小金南中1年)が3月30日、市役所を訪れ、松戸隆政市長に国内や世界での戦いを報告した。
藤野選手は今年2月に開催された、国内ビッグタイトル、スピードジャパンカップ2026で3位と悔しい思いをしたが、3月28日の母恵夢(ポエム)カップでは、スピードジャパンの1位選手を下して優勝、見事リベンジを果たした。
スピードジャパンでは昨年優勝しており、連覇を狙って大会に臨んだ。しかし準決勝で「気持ちが攻めすぎて、体が追いつかなかった」ため、まさかの落下。決勝進出を逃した。翌3月の母恵夢カップ決勝で対戦したのが、スピードジャパン1位の選手だった。出だしで先行されたが、途中で抜き返し、5秒10と相手を0秒29引き離し、壁の頂に立った。
今年9月のアジア大会での表彰台を狙い、さらにその先の国際大会を勝ち抜き、「2028年開催のロス五輪出場を目指す」と力強く抱負を語っていた。
幼稚園からクライミングを始めた姉帶選手は、中1ながら昨年6月のいわてカップ高校生以下で2位になり、11月にはインドで開催されたアジアキッズ選手権女子U-15に出場した。初めての世界の舞台では「頭が真っ白になって、いつもできたことができなかった」。23位と不本意な結果に終わったが、「緊張した時にどう対応するかなど、多くのことを学べた」と振り返る。次回のアジアキッズ選手権に出場し、「リベンジしたい」。


