
白井、印西両市を拠点に活動する小中学生の陸上競技クラブ、白井アスレチックアカデミー(SAA)の選手たちが、7月13日に開催された千葉県小学生陸上競技交流会で、6年男子100㍍と男女混合400㍍リレーで優勝、11月の全国大会に挑む。
6年男子100㍍で優勝したのは成澤秀真さん。昨年は県で優勝し、全国でも1位に輝いた。連覇をかけた県大会だっただけに、「チャンピオンとして負けるわけにいかない」と、緊張の中にも強い気持ちをもって、決勝に挑んだ。記録は12.35秒。2位に0.05秒差でゴールし、栄冠を手にした。走りは後半の追い上げ型。スタートを課題にあげ、練習に力を入れる。「今年の全国では11秒台を出し、連覇したい」
男女混合400㍍リレーの決勝では、SAAチームが53.05秒と、2位を2秒以上引き離してゴールした。全国大会に向け、小川美咲さん、垣内柚那さん、木村奈南子さん、ソゥルシダニエル琉偉さん、前田尚哉さん、三好悠陽さんの6人がチームを組み、切磋琢磨する。三好さんは「県大会では最高の走りができてよかった」と振り返りながら、「バトンパスが課題。しっかりバトンパスをして、全国でも1位になりたい」と話した。
全国大会に種目がないため、全国への挑戦はまだできないが、小学4年男子100㍍では木村純二郎さんが15.27秒で優勝した。「ほかの選手がみんな速そうなので、予選落ちかなと思っていた。だけど優勝できて、自分に自信を持つことができた」と笑顔をみせていた。

木村純二郎さん

