大量10点 豊上V6 カリフ・マルエス旗大会

▽決勝     
東深井ボーイズ  0 0 1 01
豊上ジュニアーズA4 6 0 X10

 第44回カリフ・マルエス旗争奪少年野球大会の決勝(5年生以下)が2月15日、野田市の江戸川河川敷運動広場であり、豊上ジュニアーズA(柏市)が東深井ボーイズ(流山市)を10―1で下し、6連覇を達成した。3位は前ケ崎クラブ(流山市)だった。
 大会には東葛地域を中心に69チームが参加した。新シーズンに向けた代表チームづくりの試金石ともなる重要な大会だ。
 準決勝を、ともに7―0のコールドゲームで快勝した両チームの戦いは、初回から豊上が圧倒した。豊上は初回、無死一、二塁で神林駿采がライトへの三塁打で2点を先制し、その後も2点を追加した。豊上は二回、神林のスリーランを含む猛攻を見せ、一挙6得点し、試合を決定づけた。東深井も三回表に1点を返すも追加点が奪えず、四回コールドで豊上が勝利した。
 この試合の指揮を執った豊上ジュニアーズAの原口守コーチは「最後のところで課題の残る試合だった」と三回での失点を悔やみ、「相手に関係なく、自分たちの野球を精度高くできるように仕切り直したい」と話した。5打点の活躍を見せた主将の神林は「初回に点を取れたことはよかったが、2アウトからイニングをしっかり終わらせていくことに課題が残りました」と試合を振り返り「今年こそは全国大会で優勝し、(高野範哉)監督の笑顔を見たい」と次の目標を見据えた。昨年行われた2024年度関東近県学童野球(5年生以下)で優勝した同チームの目標は、日本一だ。

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