常盤平 5発快勝 松戸市長杯6年生の部

前半5分、常盤平の吉村(中央)が2点目のゴール

▽決勝(前後半各20分) 常盤平 5-0 D.U.C

 第44回松戸市長杯争奪少年サッカートーナメント大会は2月11日、同市の松戸運動公園で6年生の部の決勝が行われ、常盤平SCがD.U.C SCに5―0で快勝した。3位は新松戸SC Aだった。
 常盤平が胸のすくゴールラッシュで圧勝し、21チームの頂点に立った。
 開始3分、小森谷維星が右コーナーキックから直接ゴールを決めて口火を切ると、5分に吉村空、18分に伊藤善、アディショナルタイムに染井大楽が小森谷のコーナーキックに頭で合わせ、前半だけで4得点。後半20分には小林煌和がドリブルで持ち込み、2人をかわして左足シュートをネットに突き刺した。
 石川悠監督は、この日午前にあった準決勝の新松戸戦が「大きなヤマ」とみていた。「そこを勝ち抜けたことで気の緩みが不安材料でしたが、選手たちの今大会にかける思いが強く、心配はありませんでした」
 主将の出口託夢は試合前、チームメートについて「家族みたいな存在」と仲のよさを強調し、こう力を込めた。「6年生になってから勝ちきれないゲームが多く、悔しい思いをしてきました。最後の大会。このチームで優勝して終わりたい」
 石川監督は4年間、このチームを指導してきた。「めざしたのは球際に強く、競り合いに負けないサッカー。最後までやりきってくれたました。自信を持って次のステージに進んでほしい」。教え子をねぎらい、エールを送った。

優勝を喜ぶ常盤平SC
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