東葛中学駅伝、我孫子が連覇 大会最多14度目

 「東葛駅伝」で知られる第76回東葛飾地方中学校駅伝競走大会は10月19日、松戸市の松戸市民劇場前から野田市総合公園陸上競技場までの10区間、31・9㌔のコースに過去最多の75校が参加して行われた。我孫子が連覇を果たし、最多を誇る優勝回数も14に伸ばした。昨年3位の流山・常盤松が2位、同2位の我孫子・久寺家が3位だった。
 我孫子は、1区に起用された駅伝部部長の吉川櫂永(3年)が先頭と16秒差の3位でスタート。2区の唐木陽大(3年)が首位に立ち、3区以降も堅実な走りでトップを守った。
 指導者として7度目の東葛駅伝制覇を果たした顧問の樋口清和先生は「1区のキャプテンの頑張りが連覇につながった」と吉川をたたえた。「昨年はけがで走れず、初の東葛駅伝。かわいそうなぐらい緊張していました」
 吉川も「ものすごく緊張しました」と明かす。「でも、スタートしてからは不思議と落ち着きました。自分の力は出し切れたと思います」。仲間たちと切磋琢磨し、支え合った3年間の思いをたすきに込めて3・5㌔を走り抜けた。

■10位入賞校

①我孫子 1時間39分39秒
②流山・常盤松 1時間40分45秒
③我孫子・久寺家 1時間41分06秒
④松戸六 1時間43分07秒
⑤野田一 1時間43分45秒
⑥野田南部 1時間43分46秒
⑦松戸・常盤平 1時間43分47秒
⑧柏・田中 1時間44分25秒
⑨松戸二 1時間44分31秒
⑩柏五 1時間44分42秒

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