豊上ジュニアーズV5 高柳サンダースに競り勝つ 柏市少年野球春季大会

▽決勝

高柳サンダース1 0 5 0 0 17
豊上ジュニアーズ3 5 0 0 0 X8

 第48回柏市少年野球春季大会(オークスベストフィットネス旗争奪)は4月21日、同市の柏ビレッジで決勝があり、豊上ジュニアーズが高柳サンダースに8―7で勝利し、5年連続7度目の優勝を果たした。3位の沼南ファイヤーズまでが8月の千葉県少年野球(千葉日報旗)大会に出場する。
 試合は初回、高柳の向将吾が先頭打者ホームランで先制した。豊上は高野範哉監督が「5点取るぞ」とベンチから声をかけると、選手も応えた。福井陽大が三塁線を抜く二塁打で出塁すると加藤朝陽が右中間を抜く適時二塁打で同点。続く高橋嶺斗がレフトへの逆転ホームランで3点を奪った。二回にも豊上は打者一巡の猛攻で5点を追加するが高柳も意地を見せ、三回に一挙5点を返した。最終回にも1点を返す高柳だったが、豊上が競り勝った。
 試合後、豊上の高橋嶺斗は「大きくフライになったと思って一塁に走ったがホームランになってよかった」と話した。足の怪我で五回に代打での出場だけだった主将の岡田悠充は「打撃は調子よかったがミスの多い試合になってしまった。県大会では優勝を目指す」と、試合を振り返り、県大会での活躍を誓った。

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