松戸スターズ準優勝 夏の全国制覇に向け始動 春季全日本小学生ソフトボール

 第17回春季全日本小学生男子ソフトボール大会で見事、準優勝の快挙を達成した「松戸スターズ」(矢野鉄男監督)のメンバーが4月8日、松戸市役所を訪れ本郷谷健次市長に好成績を報告した。これまで松戸勢はベスト8が最高位だった。本郷谷市長は「みんなが力を合わせて戦った結果だと思います」と選手を称えた。
 春季大会は3月30日から4月1日まで渋川市坂東橋緑地公園ソフトボール場(群馬県)ほかで行われ、45チームが頂点を目指して戦った。千葉県代表として松戸スターズと松戸JSLグリーンレイズが出場した。
 スターズは昨秋、松戸の8チームから選抜された選手で結成。長年、ソフトボールの指導に携わっている矢野監督指揮の下、大会1カ月前から「ベスト4」を目標に掲げ練習に励んだ。グリーンレイズは3回戦で惜しくも敗退。
 スターズは1回戦9―2、2回戦5―0、3回戦4―0、準々決勝3―1、準決勝は強豪岡山県代表の石井スポーツ少年団に2―0で勝利。石井蓮太朗主将の打撃に、エースの諸橋日和選手の活躍が光った。加古川ウィンズ(兵庫県)との決勝は4―4のタイブレークまでもつれこむ接戦で涙をのんだ。
 石井主将は「決勝は少し気が抜けてしまった」と振り返った。矢野監督は「ベンチワークが敗因で、選手たちはよく頑張った」と労った。チームは早くも8月に行われる全国大会へ向け始動。矢野監督は「チームの連携を強化して全国大会に臨みたい」と話し、石井主将は「夏は優勝したい」と力強く意気込みを語った。

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