●突き指 ③
Q.バスケットボールが指に当たり、指が反ってしまいました。第二関節が痛いです。 (高校1年男子)
今回は、突き指での安静期間や対応について、お話します。
A. マレット指にしても中節骨剥離骨折にしても、指のケガの治療中はランニングや下肢・体幹系の筋トレなら何を行ってもかまいません。しかし、手を使ったり、ボールを使うことはできません。この間は普段やらないトレーニングを積極的に取り入れて、肉体改造の期間に充てるといいでしょう。そうすると復帰した時に、ケガをする以前よりパフォーマンスが上がると思います。
指のケガをしたら、まずはアイシングをしてください。その後に、湿布。あまりにも痛いようなら、ゆるめのテーピングをすると少しやわらぎます。外観上の変形があったらすぐに整形外科の専門医を受診してください。マレット指のように指が伸びない時も受診です。その他にも、関節の腫れ、痛み、圧痛、内出血などの症状も受診したほうがいいでしょう。
ケガをしてすぐに来院され、適切な処置が施されれば、機能障害や変形を残すことはありません。しかし、自己判断で、骨折や腱断裂を放置すると、くっつかないので、手術になります。ただし、この時の手術は、初期治療と違って、入院が必要な大がかりな手術です。たかが突き指、されど突き指です。


