初の甲子園ベスト4、専大松戸野球部が帰校 応援に感謝し、「夏、甲子園に帰る」

出迎えてくれた生徒や教職員らに挨拶する専大松戸の野球部=松戸市

 第98回選抜高校野球で初のベスト4入りを果たした専修大学松戸高校(専大松戸)の野球部が、3月30日、甲子園での戦いを終えて松戸市の同校へ帰校、生徒や教職員、保護者らから健闘を称えられた。

 専松は前日の29日、準決勝で強豪の大阪桐蔭と対戦、最後まで粘り強い戦いをしたが、3-2で決勝進出を逃した。それでもベスト4入りは、同校としては春夏あわせて初の快挙。

 午後3時半過ぎに選手たちが学校へ到着すると、同じ敷地内にある専修大学松戸幼稚園の園児らも小旗を振って出迎えた。満開の桜の下に選手たちが一列に並ぶと、富⼭尚德理事長は「ベスト4、おめでとう。春の香りがする中、にこやかに帰ってきてくれて、ありがとう」と言葉をかけた。学校に駆け付けた松戸隆政市長も「魂のこもった試合だった。みなさんの活躍は松戸市民の誇り」と述べた。

 これに対し、持丸修一監督はまず幼稚園児に向かって「幼稚園児のみなさん、ありがとう」と笑顔を見せた。そして「なんかひとつ、ちょびっと残念な気持ちがあって、夏にはもう少し強い専松を作って、松戸に戻ってきたい」。続いて高貝規仁主将は「みなさんの応援が自分たちの力になった。夏に甲子園に帰れるように、より一層強くなるので、これからも応援をよろしくお願いします」とあいさつし、集まった生徒たちから大きな拍手を贈られた。

 初のベスト4という成績だったが、選手たちには一晩たっても、悔しさが強く残っていた。この日の報告会後の取材に高貝主将は「みんな悔しくて、決勝に行きたかった、という思いがある。この悔しさを練習に変え、日々、精進したい」。夏に向けた課題もみつめる。「取れるアウトはしっかり取る。そのため、個人のスキルアップも必要だし、技術面で成長しなければいけない」と話す。そして甲子園での戦いを振り返ると、「甲子園は人を成長させてくれる場所。そして楽しい場所だった。あの観客の多さの中でプレーするのは、楽しかった」と、甲子園への思いをさらに強くしていた。

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