(Dr.飯島のスポーツ医学Q&A)『痛くてラケットが握れない!』

●ばね指(腱鞘炎) ③

Q.テニス部に入っています。ラケットを握ると、薬指の根本の手の平あたりが痛むようになりました。最近は痛くてラケットが握れません。(高校3年女子)

 今回は、治療上の注意とストレッチや予防法をお話しします。

A.治療にあたって、中高年の方でステロイドの注射をする方はいらっしゃいますが、年齢が低い方はお勧めできません。ステロイドの副作用で腱が切れてしまうこともあるからです。若い方で手術をすることはほとんどなく、リハビリや塗り薬で治りますので、過度な心配はご無用です。

ばね指のこんな症状に注意!

□指を曲げたり伸ばしたりする時に、ひっかかり感や痛みがある
□手の平にしこりが触れる
□そのしこりを押すと痛みが強くなる
□手の平の腱鞘を押しながら曲げ伸ばしをすると痛みが強くなる(イラスト参照)

思い当たる症状があれば

◦痛みの強い急性期はアイシングを
◦原因になったスポーツは中止を(手を使わないスポーツならOK)
◦多少痛くてもストレッチをする
◦消炎鎮痛剤をぬる

それでも痛みが取れないときは

◦痛みが取れないとか、復帰後すぐに再発するようなら早めに病院へGOです! 症状が軽くすみ、短期間で治ります。

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