
2月8日にあった衆議院選挙の開票作業で、柏市では中間票や確定票の発表が大きく遅れる問題があり、太田和美市長は2月24日の定例記者会見で「原因究明をしっかりしたい。みなさんにご迷惑をおかけし、お詫びしたい」と陳謝した。
柏市の開票は午後9時半から沼南体育館で始まった。多くの市では、午後10~11時発表の段階から順次、各候補の票が出始めたが、柏市では午後11時の段階で開票率は0%。30分おきの発表の予定だったが、午後11時半には発表がなかった。隣接する松戸市では、11時半の段階で開票率は97.71%だった。柏市では午前0時発表で開票率が54.12%、0時半で96.16%と一気に進んだが、発表はそこで止まり、確定票が発表されたのは午前2時だった。千葉県選挙管理委員会がまとめる開票状況の発表データでは、柏市の確定票が全県で最も遅かった。
理由について市選挙管理委員会は①開票率0%が続いたのは、得票発表の前提となる投票者数の確定が遅れたため②確定票の発表が遅れたのは、開票作業自体は0時半ごろに終わったものの、持ち帰り票が多く再点検をしたためで、その再点検のなかで在外投票者数の集計ミスも発覚した、と説明している。
記者会見で開票作業の迅速化を求められると、太田市長は「一つ一つのミスが、最終的な結果につながる。言い訳できないと、重く受け止めている。原因究明をしっかりし、次の選挙の開票事務に臨みたい」と答えた。



