
14年ぶりのリーグ優勝を目指す柏レイソルは、ルヴァン杯決勝から1週間後の8日、気持ちを切り替えてホーム日立台に立った。名古屋グランパスとの一戦。強い気持ちで勝利を手にし、首位鹿島アントラーズを激しく追走する。
この日は、前半を互いにゴールレスで折り返した。後半、レイソルはFW細谷真大、MF瀬川祐輔を投入。2分、ゴール前に走り込むその細谷に合わせようと、DF原田亘が右からの鋭いクロスを繰り出した。これが相手DFのオウンゴールを誘い、先制。その後、追加点は取れなかったが、安定した守備で勝ち点3を手中に収めた。
試合後、リカルド・ロドリゲス監督はルヴァン杯からの1週間を振り返り「難しい1週間だったが、選手たちは今日、勝ちを目指す姿勢をしっかりとピッチの上で表現してくれた。そして、強いメンタリティーを持っていることを証明してくれた」と選手を称えた。
リーグ戦4連勝のレイソルは2位をキープ、勝ち点1差で鹿島を追う。11月30日にはアウェーでアルビレックス新潟、最終節の12月6日はホームでFC町田ゼルビアと戦う。負けられない戦いが続く。



