
第27回柏市少年野球低学年春季大会(広島建設セナリオハウス旗争奪)は4月29日、大津ケ丘中央公園少年野球場で決勝があり、豊上ジュニアーズAが光ケ丘シャークスBを18―3で破り、8大会連続10度目の優勝を達成した。3位決定戦は松葉ニューセラミックスJrが柏ヤンガーズAを4―3で下した。
決勝は、豊上が荒井皇舟の2打席連続のランニング本塁打を含む18得点で光ケ丘を打ち倒した。初回、2番打者から5番までの4連続安打などで3得点した豊上に対し、光ケ丘も1点を返した。三回に両チーム1点ずつを挙げたが、四回、豊上が3点を奪い、じりじりと点差を広げた。試合が決まったのは、五回の豊上の攻撃。荒井の2本のランニング本塁打を含む猛攻で一挙に11得点し、優勝旗を手にした。
試合後、加藤秀和監督は「バッテリーを中心に大崩れせず、粘り強く全員野球で勝利できてよかった」と選手を労った。
ランニング本塁打で勝利に貢献した荒井は「コンパクトにセンター方向へ強い打球を打てるスイングを意識し、本塁打になり、うれしかった」と振り返った。山本拓弥主将は「声出しの部分は少なかったが、優勝できてうれしい」と喜んでいた。