広域連合へ一部請求漏れ、9年間で1092万円 松戸市、後期高齢者の健診事業

 松戸市は10月19日、後期高齢者健康診査(後期健診)の事業を巡り、本来は千葉県後期高齢者医療広域連合に請求できる費用の一部、1092万円を請求していなかった、と発表した。2016~2024年度の9年間の費用の一部で、すでに請求期限が過ぎているため、松戸市が負担する形となった。

 松戸市によると、75歳以上の高齢者の健診は、同広域連合から市が請け負っている。健診結果のデータ管理については、市が千葉県国民健康保険団体連合会に管理を委託し、市が2016年度から管理委託料を支払ってきた。この管理委託料は、同広域連合に請求できるものだったが、市は請求していなかった。委託料の請求項目の認識と確認が不足し、チェック体制が徹底されていなかったのが原因という。

 市内部のチェックで問題が明らかになり、同広域連合に遡って請求できないかを相談した。しかし請求期限が過ぎていることから、2016~2024年度分、計1092万8165円については請求を断念した。2025年度分については、請求が間に合ったという。

 市は「複数職員による確認の徹底や関係資料との照合確認など、チェック体制を強化する」とコメントしている。

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