
松戸市の小中学生が、プログラミングの技術を駆使して作ったゲームの出来を競う「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト」の表彰式が、12月13日、開催され、10人にトロフィーが手渡された。
市が、プログラミングのスキルアップや意欲向上のため毎年開催し、今回が7回目。応募は226作品にのぼり、「まつどクリエイター賞」など五つの賞を小学生部門、中学生部門に分けて贈った。
中学生部門の同賞を受賞したのは、松戸六中1年の佐藤至さん。佐藤さんが作った「スーディンの戦い~村の平和を守り抜け! の巻」はロールプレイングゲームで、自分で素材を掛け合わせて武器を作ったり、相手の攻撃を利用してポイントを貯めたりと工夫を重ね、敵が放つ弾幕の演出にもこだわった。プログラミングの面白さは「自分がゲームをやっていた時に感じる不満を自分で解消し、自分が一番面白いと思えるゲームを作ることができること」と話す。
受賞作にはほかにも、棒人間が障害物を避けながら走って高得点を目指すゲーム、2人で協力しながら障害をクリアするゲームなど、様々な工夫が凝らされた作品が目白押しだった。
表彰式では、ゲーム開発会社、サイゲームスの星野健一・クリエイティブ教育推進室長が登壇、「受賞作は、楽しさを理解してもらうため、細かいところまでしっかり作っている。次の作品が楽しみ」と評した。



