緑の中歩く輪、広げよう 松戸・常盤平でTOKIWALKのサポーター講座

TOKIWALKのサポーター養成講座の参加者=松戸市

 松戸市の常盤平団地や周辺のチェックポイントを巡りながら緑の中を歩く「TOKIWALK」の普及を目指し、11月29日、サポーター講座が開かれた。
 TOKIWALKは、常盤平の豊かな緑を感じながら歩くことで、心と体を健康にしようというプログラム。千葉大学予防医学センターと松戸市が、UR都市機構の協力で2023年から実施している。
 サポーターは、この取り組みの良さを周囲に伝え、参加者の輪を広げる人たち。これまでに27人がサポーターになり、この日、常盤平団地で開かれた講座には、新たに12人が参加した。
 TOKIWALKの参加者は、まずスマホで専用のLINEアカウントに登録。公園や並木道のチェックポイントに設置された看板から、QRコードを読み取りながら、自分の体力に合わせてウォーキングを楽しむ。QRコードを読み取ればスタンプを獲得でき、ゲーム感覚で参加することもできる。スマホがなくても、地図を片手にチェックポイントを巡ることも可能だ。
 サポーター講座に参加した深堀忍さん(56)は「歩くことの大切さは知っているが、一人だとなかなか続かない。サポーターになって、みなさんと一緒に頑張っていきたい」。サポーターとして参加した鈴木里奈さんは、チェックポイントで参加者にレクチャー。「少しずつ教えていけるようになりました」と話した。

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