サンタが柏の街にあふれ、クリスマスムードが一気に高まった――。柏市のJR柏駅周辺で11月23日、カシワカラフルハートクリスマスが開かれ、約100人のサンタが駅前通りをパレード、市民にプレゼントと笑顔を届けた。
パレードのコースは、駅東口ハウディモールの約200メートル。午後2時半から、市民約100人がサンタの衣装を着て、市民ブラスバンド「Two-Five」の軽快な音楽とともに、街を練り歩いた。サンタたちが背負った袋の中には、協賛企業から提供された品々。沿道の人たちが受け取ると、思わぬプレゼントに「ありがとう」と歓声が次々広がった。
トナカイの衣装でパレードに参加したのは、小学3年生の千葉詩織さん。柏の音楽団体「きゃたぴらぁず」のメンバーと一緒にパレードに加わり、シールをプレゼントした。「プレゼントをみんなが受け取ってくれてうれしかった」と笑顔をみせた。
カシワカラフルハートクリスマスは、駅周辺の商店街や商業施設などでつくる実行委員会が主催。コロナ禍で中断していたが、今年復活。NPO「チャリティーサンタ」の柏支部が昨年発足したことから、今回、100人サンタパレードで駅前をさらに盛り上げようとパレード開催が決まった。同支部の中谷光里代表は「沿道からサンタに『待ってたよ』『初めて見た』などの声が掛り、みんなのワクワクを感じることができてよかった」と喜んでいた。
サンタ100人、柏に大集合 駅前をパレード、笑顔とプレゼント届ける



