
第45回全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)が10月17~19日、愛知県国際展示場で開かれ、野田市在住の渡辺啓仁さん(ポラスシェアード)が「パソコンデータ入力」競技で念願の銅賞を受賞した。
アビリンピックは、障がいのある人が日ごろ培った技能を競い合い、職業能力の向上を図るとともに、社会の障がい者への理解と認識を深めてもらうことを目的に開催されている。
渡辺さんは、流山の支援学校を卒業後、住宅メーカー大手のポラス(本社・越谷市)のグループ会社の一員として業務に従事している。全国大会への挑戦は今年が2回目。「銅賞を受賞できて、まずは一安心。この受賞は、応援してくれた会社の方々のおかげでもあるので、こうして結果を残し、メダルを持ち帰ることができて嬉しい」と周囲への感謝を述べた。
今大会では、ポラスの空田聡さん(越谷市)も「表計算」で金賞を受賞した。全国大会での入賞は、同グループとしては初。



