
記録的な猛暑となっている今年、我孫子市にある気象庁のアメダス(地域気象観測システム)でも、35度以上の猛暑日が8月31日までに26日を記録し、過去最多となっている。また、8月31日の最高気温は37.9度で、我孫子の観測史上では過去2番目の高さとなった。
気象庁のアメダスで東葛地域にあるのは、我孫子市新木野の1カ所。気象庁のデータによると、我孫子市の猛暑日は今年7月に12日、8月に14日、観測された。我孫子市での観測データは1978年からあり、年間猛暑日は23年に18日、24年に22日と記録を更新し続けてきた。今年は8月末までに昨年の記録を上回った。今後も猛暑日が観測される可能性があり、記録はさらに伸びそうだ。

8月は、10日前後に気温はいったん落ち着いたが、下旬に入ってまた上昇、31日の午後1時20分には37.9度を記録した。2013年8月11日の39.2度に次ぐ暑さだった。
8月の最高気温の平均は34.3度で、我孫子では観測史上最高。さらに8月の平均気温28.5度も過去最高。いずれも全体でみると、この半世紀で上昇傾向がみてとれる。
千葉県の大気環境観測局も気温を観測しており、松戸、野田、柏、流山に観測局がある。31日には柏市の柏大室で38.2度を記録している。
