
机の上にはポリ袋やペットボトル、小型家電。「再利用できるごみ、再利用できないごみ、危険なごみに分けて」
廃棄物総合リサイクル業の丸幸(本社・鎌ケ谷市)が、今年から近隣の小学校で取り組む出前授業の風景だ。身近なごみがどう選別され、処理され、再利用されるのか、クイズや動画を交えながら伝える。同社が木の廃材や廃プラスチックなどからつくる固形燃料RPFの実物も紹介。「ゴミを捨てるルールを守らないと、資源になるものが資源にならない」と説明する。
7月2日には白井市立白井第二小学校の4年生も学んだ。大山俐耀さんは「分別ルールをしっかり守りたい」、篠宮そらさんは「環境にやさしいRPFについて初めて知った」と、興味津々。同社は「資源循環について、地域から考えていく種をまきたい」と話している。