麦秋の野田 刈り取り始まる

 黄金色の麦の穂が風で波打つ麦秋の季節を迎え、野田市では20日から、大麦の刈り取りが始まった。
 同市は千葉県内一の麦の作付面積と収穫量を誇り、農政課によると、昨年の作付面積は約202ヘクタール。船形地区ではこの日、2台のコンバインが麦畑に入り、次々と大麦を収穫していった。作業にあたった野田自然共生ファームの担当者は「今月初めの大雨で倒伏した麦もあったが、それ以外の麦の実はしっかり太っている」と話す。
 小麦の収穫は6月上旬から始まり、刈り取った大麦は麦茶に、小麦はうどんに加工されるという。

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