
高校生のパティシエ全国ナンバーワンを決める「第17回スイーツ甲子園」で、野田鎌田学園高等専修学校のチーム「fortuna(フォルトゥーナ)」がペコちゃん賞を受賞した。昨年は優勝、今年度も参加125チームの中、見事、入賞を果たした。
メンバーは小田楓さんを中心に集まった、早苗沙和さん、松本馨子さんの2年生3人組。全国大会は9月16日、都内で行われ、東西の2ブロックから6チームが出場した。テーマは昨年同様「アニバーサリーケーキ」。2時間30分の製作時間で、小田さんたちはマスカルポーネムースやパッションクリームなどで作った土台に飴細工が映える「The begining(ザ・ビギニング)」を完成させた。
「最初は不安だったが、周りの人のサポートがあって、やりきることができた」と小田さん。指導した岡安亜佐子先生は「大会を通して本当に努力を重ねて練習し、精神的に強くなった」と生徒の成長を喜んだ。