サッカー 松戸秋季大会女子 中里姉妹躍動、ラビットV

優勝したラビットキッカーズ=松戸市

 松戸市秋季サッカー大会は11月24日、同市の主水サッカー場で女子の部が行われた。5チームが参加した高学年の部(8人制)は総当たりで戦い、ラビットキッカーズが計14得点無失点の全勝で優勝した。
 ラビットは、県トレセンAチームの中里海心(みこ)と中里海音(みお)の双子姉妹が活躍し、他を圧倒した。中里姉妹は、一緒にピッチに立つ4、5年生を生かすプレーを心がけ、下級生にパスを出して得点につなげるなど、全員サッカーで頂点に立った。
 中里姉妹は前日行われた第7回千葉県U―12ガールズサッカー選手権大会に、松戸市選抜の松戸FCU―12として参加し、準優勝に貢献した。それでも決勝で敗れたことに、海心は「相手ゴール近くまでボールを運べたがシュートを打てなかった」と唇をかみ、海音も「いつも通りのプレーができなく、多少強引にでもシュートを打てばよかった」と悔しそうだった。
 中学では、海心がジェフユナイテッド市原・千葉に、海音がFC市川ガナーズに、それぞれ強豪チームに分かれてプレーする。海心は  「全部のスキルを上げていきたい」、海音は「(進学すると)仲間が変わるけど、みんなで楽しく強いチームにしたい」と話した。
 ラビットの中里翔ヘッドコーチは「選手全員、このチームで様々なことを学んだと思うので、主体性を持って頑張ってほしい」と成長を願う。

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