
サッカー元日本代表の北澤豪さんからボールを蹴る楽しさを学ぶ「朝日新聞&北澤豪ジュニアサッカースクール」(朝日新聞社、千葉北部朝日会主催)が11月23日、柏市のフットサルコート「BOATI sports park」で開かれた。
参加したのは、サッカー未経験者も含む、小学1~3年生の約100人。子どもたちは学年別に分かれ、初めにボールタッチやドリブルを練習。北澤さんは「頭で考えていることと体の動きがバラバラだとだめだよ。体も一緒に動くように」「一回言われたことを覚える力は、サッカーにも必要だよ」などと、子どもたちにアドバイス。
後半は子どもたち同士のゲームをし、最後は北澤さんを含むコーチ陣と子どもたちの試合。子どもたちはコーチ陣からボールを奪おうと懸命にピッチを走り、ゴールへと向かっていた。
小学1年の木村芽生さんは、いつもは学校の休み時間に友達とサッカーをしているくらいだが、この日はゴールを決め、北澤さんともハイタッチ。「ボールを蹴るのは楽しかった」とニッコリ。
コーチ陣との試合では保護者がゴールキーパーになることも。小学2年の吉野晴さんの父親、弘晃さん(43)は、北澤さんの鋭いシュートを顔面でセーブ。「北澤さんと向き合った時の『やられる感』はすごかった。顔で受けたのもいい経験。子どもも、今日は北澤さんから習うことができていい経験になった」と話していた。
最後に北澤さんは「サッカーは一人ではできない。仲間がいて、初めて楽しめる。チーム、地域、そして家族で楽しめるよう、頑張ってください」と子どもたちにエールをおくった。






