豊上ジュニアーズＶ７　「豊上対決」Ａが大勝　柏市少年野球秋季大会

　第51回柏市少年野球秋季大会（千葉ロッテマリーンズ柏後援会旗）は９月23日、同市の柏ビレジで決勝があった。豊上ジュニアーズＡ、Ｂの「豊上対決」となり、６年生チームのＡが５年生チームのＢを10―２で破った。豊上の優勝は７年連続11度目。３位はビクトリージャガーズAだった。
   豊上Ａが13安打10得点で大勝した。三回、打者11人の攻撃で一挙５点。その後も長打を効果的に絡めて加点した。豊上Ｂは７安打を放つも２度のダブルプレーなどでチャンスを生かしきれなかった。
　豊上は全日本学童軟式野球大会県予選で圧勝し、２年連続６度目の全国大会出場を果たした。悲願の初優勝をめざしたが、準々決勝で敗れてベスト８。コーチとしてベンチ入りした原口守監督は「力を出す前に終わってしまったな、というのが正直な気持ち」と残念がる。

　続けて「悔しさを忘れないで、11月のろうきん旗に向けてチームづくりをしていきたい」。ろうきん旗大会で優勝すれば、全日本学童県予選、千葉日報旗大会に続き、県大会三冠の偉業達成となる。
　豊上の５年生チームも実力は折り紙つき。９月に開催された関東学童軟式野球秋季県大会（ノーブルホームカップ）を制し、11月の関東大会に出場する。来年の全国大会出場へ向け、視界は良好だ。