
テコンドーに取り組む鎌ケ谷市の生徒・児童たちが、この夏の国際大会や全国大会で好成績を収め、8月27日、鎌ケ谷市の芝田裕美市長に戦績を報告した。
市内の無諦会鎌ケ谷支部に通う選手たちで、いずれも組手のキョルギ種目に出場。高2の野崎七海さん、中2の竜之介さん姉弟は、7月18~20日に韓国で開催された国際テコンドー選手権大会で、それぞれの階級で5位に。この大会に3回目の出場となる七海さんは、今年に入ってから筋トレを強化。準々決勝でオーストラリアの選手に敗れはしたものの、途中まで互角の戦いに持ち込むことができた。「将来はオリンピックに出場したい」と話した。
竜之介さんは、この大会は2回目。「去年よりリラックスして臨めた」。準々決勝では、韓国選手の素早い攻めに苦しんだが、体ごとぶつかりポイントをとるなど、意地もみせた。次は「ジュニアのナショナルチーム入りを目指す」。
7月26、27日にさいたま市であった全日本ジュニアテコンドー選手権で活躍したのは、小6の2人。沖崎睦さんと山田澪さんはそれぞれの階級で銅メダルを獲得した。沖崎さんは「去年は1回戦負けだったので、メダルを取れてうれしい」。全日本初出場の山田さんは「思うように戦えず、悔しい」。ともに次の全国大会でのリベンジを誓った。