
松戸市の小学3年生3人が、8月に盛岡市であった小学生・中学生全国空手道選手権大会で、形の部個人で優勝したり、団体で4位に入賞したりするなど、活躍した。
3人は、健生館上田道場に通う菅野綾生さん、石井隼人さん、石川湊大さん。9月4日には、上田大介師範と松戸市の松戸隆政市長を表敬訪問し、3人で迫力ある形を披露した。
3年男子個人形の部に挑んだのは、約130人。予選は、その場で指示された形で競い、決勝は自分の得意な形を披露する。優勝した菅野さんは、3歳から空手を始め、「小さいころからの『全国で優勝したい』という夢がかない、うれしかった」とニッコリ。
また、3人は小学低学年男子団体の形の部にも出場し、4位に。息をピタリと合わせ、約1分20秒の技を披露した。石川さんは「最後にふらついて位置がずれることがあったので、最後まで気を付けた」といい、石井さんは「力みがちなので、リラックスするように心がけた」と振り返る。
3人はこれからの目標を聞かれると、声をそろえ「世界大会で優勝」。互いにライバルになりながらも、心技体を一緒に鍛えていく。