
第35回東葛地区中学生選抜ソフトボール大会(柏市ソフトボール協会主催)は5月4日、柏市の逆井運動場で決勝があり、レオネッサ・カリーナSC(柏)が松戸一を5―1で破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。3位はGO Dreams(松戸)だった。16チームが2日間にわたり熱戦を繰り広げた。
レオネッサの佐々木杏菜投手が7回1失点(自責点0)と好投した。「直球が右打者の外角に少し動くので、芯を外す投球ができていたと思います。コースにもしっかり投げることができました」と佐々木。松戸一を1安打に抑え、最優秀選手賞に選ばれた。
松戸一の鈴木芽衣投手に三回まで1安打に抑えられていた打線は四回、石井里沙、西村美幸、佐々木、加藤菜那と4者連続安打で3点を先行。加藤は六回にも左中間へ2点ランニング本塁打を放ち、4打点の活躍だった。
レオネッサの大菅竜平コーチは「初見の投手ということもあり、1巡目はしっかり見て情報を共有し、2巡目で修正できました」と振り返り、「1、2年生中心のオーダーでしたが、期待以上の力を発揮してくれました」とたたえた。
レオネッサは、2023年の全日本中学生大会で優勝した強豪チーム。昨年は県予選2位で全国大会に出場し、1回戦で敗れた。大菅コーチは「去年の借りを返さなければ」と意気込みを語った。
