ミラクルズが連覇 豊上、最後まで粘り 柏流さよなら大会

▽決勝     
豊上ジュニアーズ0 0 0 0 0 00
ミラクルズ    1 0 4 0 0 X5

 第41回柏流さよなら大会決勝が2月23日、流山ボーイズグラウンドであり、流山市のミラクルズ(流山ホークス・流山カージナルス合同チーム)が、柏市の豊上ジュニアーズを5―0で破り、2連覇を達成した。大会には東葛エリアを中心に、小学6年生の39チームが参加した。
 決勝は昨年の大会と同じチーム同士の対戦。両チームは、今年度も五分の戦いを繰り広げてきたライバルだ。
 ミラクルズは初回、1点を先制。勢いをつけたい三回。2死一、二塁の好機に打席に立ったのは3番、芝原一輝。これまでの豊上との対戦では、好打を放つことができず、悔しい思いをしてきた。「ここで点を取らないと、やばい」。バットを思い切り振ると、打球は右中間を抜け二塁打。走者1人を返した。ミラクルズはさらに安打を重ね、この回4点をあげた。
 豊上も三回と六回、満塁の好機を作り出した。しかし、ミラクルズの好守にはばまれ、本塁を踏むことができなかった。
 ミラクルズの主将、渡辺陽は「前日も、豊上に対する守備位置をみんなで考えた。優勝できて、最高」と満開の笑顔をみせた。北之防忠監督は「いつもはライバルの2チームが、合同チームとして練習して半年。この大会で優勝しようと頑張って、いいチームになりました」と振り返った。
 豊上の主将、岡田悠充は悔しさをにじませながらも「このチームは、みんなうまくて、プレーしていて楽しかった」と、チームメイトに感謝していた。
 この日は、3位決定戦もあり、流山市のNYブルースターズ(長崎FLB・八木南クラブ)が、野田市の野田ベスト2024(柳沢ロッキーズ・レッドファイターズ・清水タイガース)に8―2で勝利した。

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