と姉帶沙柚さん-6L7A2543a.jpg)
今春、佐賀県多久市で開催された第4回スピードユース日本選手権多久大会のユースBに出場した岡部朱里さん(新松戸南中3年)がスピードクライミング部門で1位に、埼玉県入間市で行われたTHE NORTHFACE CUP 2024のDivision 3ボルダー部門で姉帶沙柚さん(小金南中3年)が優勝。快挙を達成した二人が4月17日、松戸市役所を訪れ本郷谷健次市長に報告した。
スピードクライミングは高さ15㍍の壁で、決まったホールドが配置されているコースをどれだけ速く登るかを競う種目。クライミングジムが近所にあった影響で小学4年から始めた岡部さんは、めきめきと力をつけ大会に臨んだ。「自信はあったが、優勝はうれしかった」と笑顔で話した。
複数の課題(コース)を登って完登数を競うボルダーのアマチュアローカル大会としては最上位の位置づけという大会で優勝した姉帶さんは、叔父が営むクライミングジムで幼い頃から遊び親しみ、小学5年から本格的に競技者として取り組むようになった。「当日は調子がよく登ることができた」と大会を振り返った。
練習場所が少なく、普段は幕張総合高校や一宮市でトレーニングに励む二人はロサンゼルス五輪を目指している。
本郷谷市長は「おめでとう。(スポーツクライミングの)練習環境が松戸市にもできるよう検討したい」とボルダリングの普及に意欲をみせた。