
第36回わんぱく相撲「柏場所」(柏青年会議所、柏市相撲連盟主催)が5月26日、柏市中央体育館で開かれた。柏市民相撲大会を兼ねていて、幼児と小学生約120人が参加した。小学4~6年生の男女優勝者は県ブロック大会に出場。そこで男子は4位、女子は3位までに入れば、全国大会の切符を手にする。
6人のリーグ戦で争った6年生男子の部では、高橋玄(松戸・八ケ崎小)が4戦全勝で優勝した。4歳で松戸市相撲連盟の相撲クラブに入門。4年生、5年生と野田場所で2年連続優勝を果たした実績がある。4年時は全国大会の切符を手中にしながら、直前のけがで出場できなかった。5年生の時もあと1勝で全国大会出場を逃した。父・郷さんは「今年こその思いは強いはず」と、わが子にエールを送る。
7人が競った5年生女子の部では、永井千麗(柏一小)が連覇を果たした。父親は柏市相撲連盟理事長の明慶さん。父が率いる「柏相撲少年団」で幼いころから稽古に励み、今年2月に開催された第1回ドリームガールズ杯女子相撲大会の4年生軽量級で優勝するなど力をつけている。「県大会で優勝して、全国大会に行きたい」と永井。相撲の魅力を尋ねると、こんな答えが返ってきた。「勝つ喜びがあるし、負けても次は頑張ろうと思わせてくれます。楽しいです」
優勝者は次のみなさん。
【男子】4年 市川滉大(柏・富勢西小)▽5年 高橋暁(柏・中原小)▽6年 高橋玄
【女子】4年 茂木陽彩 (富勢西小)▽5年 永井千麗▽6年 ヴィーナス・オーウェンズ(柏四小)