中部ユニオンズⅤ8 2投手で五回ノーヒット 鎌ケ谷市民少年野球春季大会

▽決勝

すみれ少年野球部0 0 0 0 0 0
中部ユニオンズ0 2 2 3 1X8

 第100回鎌ケ谷市民少年野球春季大会は4月28日、同市の東野少年野球場で決勝があり、中部ユニオンズがすみれ少年野球部を8―0で破り、8大会連続優勝を果たした。中部とすみれは千葉日報旗大会に出場する。3位は北初富セブンスターズだった。
 Aシードの2チームによる決勝。中部の嵯峨剛監督は「相手投手がいいのでロースコアのゲームになるはず」とみていたが、投打がかみ合い大差勝ちした。
 二回、2死から中川瑛輝のヒットを足がかりに満塁とし、安部心春の右前タイムリーで2点を先制。三回以降も好機にタイムリーが出て、得点を重ねた。
 投げてはエース平木健晴から安部につなぎ、すみれ打線をノーヒットに抑えた。4回7奪三振の平木は「最高のピッチングができました」。投打で活躍した安部は、先制打の場面を振り返り「緊張したけど、絶対に打ってやるという強い気持ちで打席に入りました」と笑顔を見せた。
 守りも堅実だった。2投手をリードした荏原護捕手は、ショートバウンドの投球をすべて捕球。四回には四球で出塁させた走者の二盗を刺し、疲れが見えはじめた平木を助けた。
 各選手が持ち味を発揮しての勝利。嵯峨監督は「最後まで集中力を切らさなかったのが最大の勝因。子どもたちの成長を感じた試合でした」とたたえた。

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