
▽決勝
大橋みどりファイターズ | 0 0 0 1 0 1 | 2 |
---|---|---|
常盤平ボーイズ | 0 3 0 0 4 X | 7 |
第49回松戸市少年軟式野球連盟春季大会(松戸ライオンズクラブ旗、スポーツ協会長杯)は4月29日、同市の千駄堀スポーツ広場で決勝があり、常盤平ボーイズが大橋みどりファイターズを7―2で破り、3年連続6度目の優勝を果たした。3位は野菊野ファイターズだった。
常盤平の左腕エース牛方陽斗は4回1失点。打撃でも3安打4打点の活躍で勝利に貢献した。
二回、2死満塁で牛方がライトの頭上を破る走者一掃の三塁打を放ち、3点を先制。大橋みどりに1点を返され、2点差となった五回には2死後の死球から打線がつながり、齋藤基平、中川颯真、荒野湊大、牛方の4連続タイムリーで4点を加えた。
「打ち勝つ野球」を掲げる常盤平だが、この日は守りも完璧だった。三回1死二塁のピンチで、ライトへの大きな飛球を藤井勇太が好捕。宮村龍晴捕手は一回と五回に正確な送球で二盗を刺し、大橋みどりに流れを渡さなかった。
常盤平は先の東葛地域選手権を制し、東葛代表として6月9日開幕の全日本学童軟式野球県予選に出場する。牛方主将は「県一になり、全国大会に出場するのがみんなの目標。(県予選までに)コントロールを磨き、狙ったところに投げられるようにしたい」。黒岩晴信監督代行も「打撃はもう一段力強く、守備では1球ワンプレーを大事にしたい」と力を込めた。