(れすか句会)2026年4月号掲載の俳句から

主題「風」

主席 マント去ぬどっどどど又三郎  (流山市)斉藤 正典

次席 仕舞風呂寒柝の音のいづこより  (松戸市)内田 和子

三席 春風駘蕩フーテンの寅さん像  (松戸市)夢野 うらら

選評
 主席の「マント去ぬ」の句は「風」という語を使わずに、宮沢賢治のマントの「風」を感じさせ、かつ擬音を使った賢治の詩を想起させるユニークな句だ。次席の「仕舞風呂」の句は年末に入る風呂の情景が遠近を持って迫りくる感じを上手く表している。空間を感じさせる奥行きのある句だ。三席の「春風駘蕩」の句は「フーテンの寅さん」に見立てた「春風」のゆったりした感じが上手く詠まれている。ユーモアのある句だ。 

選者 研生 英午(みがき えいご)

募集
 4月の主題は「鏡」「水鏡の雑木のあひだ戦闘機 研生 英午」。3月27日㈮消印有効。
 投句はお一人、葉書で3句迄(未発表作品に限る)。〒277―0852柏市旭町1‒4‒19‒3F「れすか句会」係へ。ベスト3の作品に賞品進呈。

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