主題「有事」
主席 身ほとりに潜む有事の落とし穴 (松戸市)夢野うらら
次席 平事の中に潜む有事や鎌鼬 (白井市)中宮 順子
三席 葉桜や有事も終わり旅人に (鎌ケ谷市)佐藤 弘
選評
主席の「身ほとりに」の句は、ほんの些細な身近なところから「有事」への「落とし穴」があることをうまく詠んでいる。次席の「平事の中に」の句は「鎌鼬」に見立てた「有事」だが、気づかぬうちに「有事」へと雪崩れ込んでゆく現実をうまく詠んだ。三席の「葉桜や」の句は、個人的な「有事」だろうが、盛花を過ぎて「葉桜」となった季感に、自らの「旅人」となる心境を合わせている。
選者 研生 英午(みがき えいご)
募集
3月の主題は「風」「春日の森へ迷ひし蟋蟀風こはき 研生 英午」。2月27日㈮消印有効。 投句はお一人、葉書で3句迄(未発表作品に限る)。〒277―0852柏市旭町1‒4‒19‒3F「れすか句会」係へ。ベスト3の作品に賞品進呈。



