青空の手賀沼畔快走 第37回我孫子市新春マラソン大会

中学男子2・3年生の部で、ペースメーカーの中央学院大の2選手に続く我孫子中の選手ら=1月16日、我孫子市

 第37回我孫子市新春マラソン大会は1月26日、市立湖北台中学校を発着点に開かれた。1・5~10㌔の4コース29部門に計936人が参加し、晴天の手賀沼のほとりを駆け抜けた。
 同市の中学校は駅伝で県内トップクラスの実力校ぞろい。昨年12月の第32回全国中学校駅伝大会では、我孫子中の男子が準優勝。2017年には白山中の男子が全国一になっている。
 中学男子2・3年生(3㌔)では、我孫子中3年の吉川櫂永選手が9分06秒で優勝した。駅伝部部長としてチームをリードしてきた吉川選手は全国2位を「全員が互いを信じ、最後まであきらめずにたすきをつないだ結果」と振り返り、後輩たちに「全国制覇をめざしてほしい」と夢を託す。
 次期エース候補で、2年生の岡良暁選手が9分13秒で3位。全国大会の直前に体調を崩し、出場できなかった岡選手は「悔しさをばねに、期待を背負って大会に挑んでいきたい」と意気込みを語った。
 市内にキャンパスがあり、正月の第101回「箱根駅伝」で14位だった中央学院大や、市内出身の大学駅伝部の選手がゲストランナーとして参加し、大会を盛り上げた。一般男女10㌔のペースメーカーを務めた湖北中の卒業生で、城西大1年の本澤美桜選手は「名前で応援してもらい、地元を感じながら走ることができました」と笑顔を見せた。

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