漫画で楽しく歴史に触れて 「柏市のひみつ」刊行、WEBで無料公開

 柏市の近現代の歴史を漫画で伝える「柏市のひみつ」が、3月に出版社Gakkenから発行された。市が制作を委託したもので、豆知識もふんだんに盛り込まれ、子どもから大人まで楽しく読むことができる一冊になっている。WEBで無料公開されている。

 物語は、現代に暮らす小学生の主人公が、江戸末期や明治、昭和などの柏へ次々とタイムスリップし、当時の暮らしに触れながら、地域の変遷を目の当たりにするというもの。子どもが興味を持って読み進められるように、トレーディングカードが物語の重要な鍵になっている。

 担当した市シティプロモーション課は「学校の教材ではなく、エンタメに徹した漫画にした。勉強が苦手な子でも一冊読み終えることで、そこからさらに興味を持ってもらえればうれしい」と説明する。

 漫画で紹介されているのは、柏市が本格的に発展する明治時代の前夜、江戸末期からだが、各ページの余白部分の「豆知識」にさらに古い時代の情報を盛り込み、漫画で紹介しきれなかった文化人の活動なども伝えている。

 「学研 まんがでよくわかるシリーズ 地域のひみつ編」の中の1冊で、地域編には埼玉県や石川県、北海道千歳市などを扱ったものがある。関東の市町村としては初めての刊行になる。WEBで無料公開されているほか、手に取って読んでもらえるように書籍版も作り、市立図書館や市内の小中学校などで読むことができる。希望者には市役所1階の行政資料室で1冊1000円(税込み)で販売している。

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