
UA(ウーア)。1996年大ヒットした「情熱」が収録されたファースト・アルバムはとっても印象的でした。R&Bテイストだとかジャジーだとかレゲエっぽいとか民謡テイストもあるとかいろんな感想がありましたが、オリジナリティ溢れる素敵なシンガーが登場したなぁと思ったものです。続くセカンドアルバムも当時ヘビーローテーションで聴いていたっけ。「悲しみのジョニー」「ミルクティー」「あめふりヒヤデス」など大好きでした。その頃のこと、大好きだったマイケル・フランクスのコンサートに行った私。最後までヒット曲「アントニオの唄」を歌わなかったので、きっとアンコールはこの曲だろうなって思ったら、なんとこの曲をカヴァーしていたUAがゲストとして登場し、マイケル・フランクスとデュエットしたのです! この曲の日本語詞はUA自身が書き、プロデュースと演奏は憂歌団が担当していて、名曲「ミルクティー」のカップリング曲でした。
さて、今回ご紹介するのはデビュー30周年を迎えた彼女の約10年ぶりのフルアルバムです。2023年に逝去した坂本龍一が彼女のために書き下ろした新曲や藤原さくらとのデュエット、話題の女性ラッパーMFSとの共演曲などのほか、長男であり人気俳優の村上虹郎が参加した曲など魅力いっぱいのアルバムとなっています。で、やっぱり唯一無二のアーティストなんですよね。ほんとうに素晴らしい!!
船守 秀一(音楽プロデューサー)



