サシバ暮らす谷津田のお米販売 柏の農業法人、生態系配慮

サシバ・ブランの商品=エグチライスファーム提供

 絶滅の恐れのある猛禽類サシバが舞う、柏市の手賀沼流域にある谷津田。里山に挟まれた田んぼの周辺では、サシバの餌にもなるカエルなど、多様な生き物が暮らす。その田んぼで農薬を使わずに育てたコシヒカリと、そのコメを原料にしたマッコリが、「サシバ・ブラン」ブランドとして昨年末、販売された。
 柏や我孫子などで営農する「エグチライスファーム」が、サシバが暮らせる環境を守りたいと始めた。昨年は約2000平方㍍の田んぼで約600㌔を収穫。玄米を1㌔1300円(税込)、マッコリを720㍉リットル1980円(同)で、道の駅しょうなんや農産物直売所かしわで、同社HPで販売。売り上げの3%は、手賀沼で環境教育に取り組む「ヌマラボ」の活動に使われる。同社は「受け継がれてきた豊かな自然環境を守りながら農業をし、未来に託していきたい」という。

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