柏なわとびクラブ金11個 ジャンプロープ世界選手権

 柏市を拠点に活動する 「柏なわとびクラブ」(高直恵代表)の選手21人が、7月27日~8月3日に川崎市で開かれた「ジャンプロープ世界選手権」に出場、個人・団体を合わせ計11種目で金メダルに輝く大活躍をみせた。このうち市内在住の廣瀬寛志郎さん(中3)と渡邉麟さん(小6)の2人のチームは、シングルロープ二重跳びで世界新記録を打ち立てた。
 ジャンプロープは、縄跳びの競技で、二重跳びや縄を2本使ったダブルダッチの回数を競ったり、フリースタイルの演技を披露したりする。
 21人のうち、柏市在住の小学生から大学生までの選手7人が、10月16日に柏市役所を訪れ、太田和美市長に大会の結果を報告。大学1年の倉田結凪さんは「海外のスター選手と一緒の表彰台に立つことができ、うれしかった」と笑顔をみせた。
 廣瀬さんと渡邉さんのチームは、1分の競技時間中に、それぞれが30秒ずつ二重跳びをし、その合計回数を競うジュニア部門で、計205回を跳ぶ世界新記録を打ち立て、優勝した。廣瀬さんは「跳びながら調子がいいなと思っていたが、まさか世界新記録とは思っていなかった」と振り返った。ただ、記録は翌日のシニア部門の出場チームに破られてしまい、渡邉さんは「もっと努力しなくては」と次のステージに目を向けていた。

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