電動アシスト自転車で河川敷快走 流山に体験型アクティビティ

 スポーティーな電動アシスト自転車で、利根運河や江戸川河川敷を走ってみませんか――。流山市で、スマホアプリを使って自転車を貸し出す事業が、10月15日から始まった。
 「NAGAREYAMA GREEN RIDE」で貸し出される電動アシスト自転車は、河川敷走行に適した太いタイヤを装備し、フル充電で約80㌔走ることができる。ペダルを1回踏み込みだけで、気持ちのいい加速感が得られる。
 自転車を駐輪しているポートは、現在6カ所。東武運河駅近くの「におどり公園」や市中心部の「白みりんミュージアム」などに計20台が配備されている。将来的にはさらに増やす計画だ。スマホ専用アプリ「TOCKLE」で予約やロック解除などができ、利用料は24時間乗り放題で500円。
 事業主体は、電動キックボードなど小型の移動手段(モビリティ)を貸し出し、市内の回遊性を高める取り組みをする流山スモールモビリティ推進プラットフォーム。観光地域づくりを進める流山ツーリズムデザインや小型モビリティのシェアリング事業を展開するBRJ(東京)、流山市の3者で構成する団体だ。昨年からは、市内で電動キックボードのシェアリングサービスに取り組んでいる。
 BRJの吉永力取締役は「流山には利根運河沿いなどに豊かな自然はあるが、体験型アクティビティが少ない。特別感のあるこの自転車で、安全で気持ちのいい走りを体験して欲しい」と話している。ヘルメットは要持参。詳細は「NAGAREYAMA GREEN RIDE」のHPで。

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